2011年01月13日

文春文庫の新刊。

文春文庫新刊.jpg
文春文庫の最新刊です。大沢さんの「魔女の盟約」は去年出た、「魔女の笑窪」の続編となります。「魔女の笑窪」をお読みになった方は引き続きどうぞ。今回は、韓国、中国、日本を舞台に主人公の水原と白理(バイリー)が闇組織に立ち向かうお話。この物語の中の記憶に残ったせりふ。「金持ちになるには決まった方法しかない、1,人より努力する。2,人より運が良い。3,人より悪い事をする。」なるほど、、、、。
折原さんの「漂流社」は15年程前に出たものを今回文庫化したものです。表紙の絵からもわかるように、延々海ばかりの風景がづっと続きます。

Twitterはhttp://twitter.com/#!/Shinsakuron
posted by 新策論 at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

Merry X'mas

メリークリスマス1.jpg
メリークリスマス.jpg
「Merry X'mas 」僕の絵本「ちいさなまち」を買って下さった方々。有り難う御座いました。
第二弾の絵本に取りかかっておりますが、本年中は中々時間を確保する事ができずに月日が流れてしまいました。
来年こそ出版出来るよう頑張りますのでお待ち下さい。
また、まだ購入されてない方々、お話のラストではこんな絵が用意されています。ご家族に、恋人に、プレゼントに
迷った時は是非。テンペラ絵の具と油絵の具を時間をかけて塗り重ねた、食べて無くならないケーキです。
では、皆様良い週末を、、、、、。
posted by 新策論 at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

葛飾北斎

 もしもヴィム・ヴェンダースがいなかったら小津安次郎は今日のように世界的に有名にならなかったかもしれない。
同様に、葛飾北斎も、もしもゴッホやモネがいなかったら無名の画工のままだったかもしれない、、、。
北斎1.jpg
今や、この絵を見たら日本はおろか世界の人が北斎と認識しているだろう。

しかし、日本で広く知られるようになったのはヨーロッパでジャポネスク運動が起こったからであり、生前は貧しく晩年は、ここ小布施村の豪農商高井 鴻山の元で屋台に意匠を施したり、 鴻山に絵を教えながら暮らしていたと言う。
北斎2.jpg北斎3.jpg
これが晩年の北斎が過ごしたアトリエ。世界的な画家の仕事場とは思えない質素な家だ。
北斎4.jpg
これは鴻山記念館で頂いた画稿。
北斎が鴻山に絵の描き方を指南するために作った、教則本というか言わば塗り絵。
菊の花の線描の脇に塗る絵の具の色が指定してある。
鴻山は北斎の事を「先生」と呼び。北斎は鴻山の事を「旦那さん」と呼んでいたという。

時々呟いています。Twitterはhttp://twitter.com/#!/Shinsakuron
posted by 新策論 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

小布施

近年、観光立国という言葉が囁かれ、地方を観光によって盛り上がようという機運が盛んだ。
だが、荒涼としたシャッター商店街を訪れようという物好きはあまりいない。
サイト・シーイングに値する町並み、景観を提供しようとする試みは急務である。
小布施1.jpg
ここ、小布施の町並みに対する取り組みは昨年こんな本の出版もあり、ご存知の方もいるかと、、、、。
ただ、古い町並みを保存するのではなく時代に即した修景を施すのが小布施流なのだと、、、。
小布施.jpg
  
地元特産の栗の木のブロックを敷き詰めた小道。
小布施2.jpg小布施3.jpg
小道沿いのイタリアンとテラス。
小布施4.jpg
シックな佇まいの小布施堂。
この裏には蔵を改造したレストラン。
宿泊施設〼一客殿もある。
小布施5.jpg小布施6.jpg小布施7.jpg
道の脇や家々の間に水路の風情も美しく、また散歩のBGMとしても心地よい。
小布施8.jpg
ランチは地域の特産そば粉と林檎を使ったガレットとシードル
小布施9.jpg小布施10.jpg
畑の中の田舎道を歩いていると人懐っこい猫がカメラに向かってポーズ。
小布施11.jpg
夕暮れの小布施駅。
なによりも質素で時間が止まったような長閑さがこの街の魅力。
慌ただしい都会から、しばしエスケープしたい人にはお勧めの土地です。

時々呟いています。Twitterはhttp://twitter.com/#!/Shinsakuron
posted by 新策論 at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

渋温泉

僕の好きな温泉旅館は別所「花屋」とかここ渋温泉のように新幹線からローカル線に乗り換えて、最終駅に位置している。
今や日本は戦後の再開発の波に飲み込まれ、どこもかしこも鉄筋コンクリート。
かつての日本の面影が残っているのはこういうローカル線の奥の山の麓だけなのかもしれない、、、。
渋温泉1.jpg 
さて渋温泉、今回は金具屋さんに宿泊。一切釘を使っていないという木造建築が圧巻。

旅館の中に風呂が八つもあり、路地にでるとまたいたる所に風呂がある。
旅館で借りた鍵を使ってそれぞれの風呂を巡るというシステム。雪が降っていたので少し散歩しては風呂で暖まり、、を繰り返す。
渋温泉2.jpg
自動車の入り込まない路地は観光の基本です。
渋温泉3.jpg
旅館の間に巡らされた細い迷路的な路地も素晴しい。
渋温泉4.jpg
道ばたに温泉卵が。
渋温泉5.jpg
池に流れ込んでいるのも温泉なので鯉や金魚が冬でもほっこり。
渋温泉6.jpg渋温泉7.jpg
これは食事をする大広間。天井の意匠がすごい。
ここでラウンジやったら、いい感じと思ったら、すでに「温泉音楽」というイベントがあるらしい。
ひなびた温泉町というとお年寄りの憩いの地という先入観があるが、客も従業員も驚くほど若い。
「千と千尋」や「サマーウォーズ」の影響もあるのかもしれなが、
二〇代の若者の間で「愛国消費」という平和で美しい日本を愛する消費形態が広がっていると、今朝の新聞に書いてあった。
posted by 新策論 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日

○○者

追悼者.jpg
失踪者、行方不明者、など、最後に者のつく折原一さんの○○者シリーズが累計50万部を突破。
最新刊「追悼者」は東電OL殺人事件にヒントを得て、舞台を渋谷円山町から浅草に置き換えて書かれたもの。
先日舞台となった浅草で打ち上げがありご本人に伺ったところ、「実は綿密な取材はせず実際には小説に書いたようなタバコ屋も存在しない」との事だった。
逆にあまり取材しすぎると書けなく事もあるのだそうだ。
これはとても興味深いことで、絵においても十分な取材とか資料がありすぎると、それにしばられてかたくなったり、説明的になったりする事がある。
何事も「良い加減」という情報量であとは想像にまかせるという事が重要だ。
考えてみれば、折原さんの小説に度々登場する埼玉県久喜市には僕は足を運んだ事がなく、あくまでも想像でのどかでかつ不気味な田園地帯を描いて来た。もし実際に訪れていたらそのイメージに大いに引きずられたかもしれない。
デタラメでもなく、リアルすぎず、その辺のさじ加減が難しい、、、、。
Twitter はhttp://twitter.com/#!/Shinsakuron
posted by 新策論 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月10日

Twitter

知人からTwitterを進められてIphoneを買ったのが八月の事だったんですが、最初の設定が面倒そうで
取りかかる時間が取れないまま、今日にいたりました。
何かを始めたり新しい事するのって億劫ですよね。
でも、どうやらさっき環境を設定出来ました。

Twitter はhttp://twitter.com/#!/Shinsakuronですどうぞよろしく。
posted by 新策論 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

時間

今年も残すところあと僅か、いやはや一年の経つのが恐ろしく早かった。
このとてつもない早さは、一体なんだろう?
自分が歳をとったからだろうか?
会う人、何人かに聞いたところ、これは若いとか、年寄りとかに関係なく誰もが感じている事らしい。
では、なんで、そんなに早く感じられたのだろうか?
夏の二ヶ月が猛暑で生きた心地がしなくて、空白と感じられたから?
とか、諸説様々なのだが、、、、、。
しかし、この感じ方は僕と同じ生活圏の人々の意見なのだが。
違う場所で暮らしている人はどんな感じ方をしているのだろうか?
アラン・コルバンという人が「時間・欲望・恐怖」という本の中で、
「場所が変わると時間まで変わったのであり、それぞれの町は自分たちの日時計の時間に合わせていたのである。」
と、いっていたが、旅行などで違う場所に身を置くと時間のスピードが違う風に感じられたりもする。
東京時間。バリ時間。パリ時間。確かに違う。
また、自然界のリズムにあわせなければならない船乗りや羊飼いや農民は「本能の時間」の中に身を置いていると言う。
場所、職業によっても違うのかもしれない。
さて、話は変わるが、何故人は日記を書きたがるのだろう。
闘病日記、獄中日記、航海日記など、かつては日記とはある特殊なシチュエーションの下で書かれる事が多かったという。
それが今では、下北なうとか、パスタ食べてるとか、些細な日常を公開日記として記録するようになった。
コルバンは日記をつけたいという気持ちの社会的普及として、
「18世紀末から、貯蓄と時間の有効な使用という価値と同様に、私的時間の存在を示す重要なしるしである日記もひとつながりのものとして高まった。日記をつけるのは多くの場合女性であり、この習慣は消滅をくい止めるために自己の経験すべてを毎日、あるいは規則的に書き留めるためにある。」
と語っている。
なるほど、、あまりにも早く消滅してゆく時間(人生)を食い止める為に、現代人はブログやツイッターを書きたがるように
なったのかもしれない。
また現代は女性的な方に傾斜しているのかもしれない。
皆様は如何お考えでしょうか?
Twitterようやく環境が整いました。
posted by 新策論 at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月26日

コナミスポーツ

一日中引きこもって仕事をしているので、
ジムで汗を流す。ご飯を食べる。マッサージを受ける。
時間が、日々の救い。
しかし、何故か今月中で一年半通ったスポーツジムが閉鎖。
理由は築二〇年で老朽化との事なのだが、、、。
コナミスポーツ1jpg.コナミスポーツ2.jpg
そんなにボロいかな?
噂によると、下北の駅が新しくなるに伴い、この前に西口改札口が出来て、
ここは改札から徒歩一分の好立地になるらしい。
てな訳で、ジムを壊してマンションを建てるとか、、、、。
真偽は定かではないが。駅周りの再開発と共に此の辺りが変わって行く事は間違いない。
土建屋資本主義は眠る事なく驀進し続けるのだ。
posted by 新策論 at 16:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

アトリエ

 漁師町で旨い魚を期待するな。と、何処かで読んだ。つまり、漁師は朝から晩まで魚ばっか見てるわけで、
魚には全然執着がない。旨い魚は皆都会に出荷してしまうのだと、、、。
 確かに、学生時代にバイトをしていた寿司屋の親父さんも、仕事が終わると刺身は全部僕に食べさせて、自分はカップ麺を食べていた。毎日寿司と格闘してるわけだから、仕事が終わったら魚から離れたかったのだろう。
 さて、僕のアトリエを見たいという人が時々いるが、見た人は大抵「えっ、ここで絵を描いてるんですか?」と、
驚く程落胆する。何故ならばアトリエらしきものが何も無いからだ。ゴッホのようにペタペタとキャンバスに絵の具を置く技法ではないので、面相筆が一本あればいい。いわゆる画家らしい木の楕円のパレットもない。イーゼルも無い。
机の上にパソコンがあって、少しの絵の具とテレピンなどの瓶が少し、、、。
学生の部屋となんら変わりがない。
 若い頃は画材屋に行くのが楽しかった。イーゼルや画材が沢山並んでいて、いつかこういう物が並ぶアトリエを持ちたいと正直思った。でも、悲しいかな好きな事を仕事にしてしまうと、画材屋は寿司屋にとっての市場とか、ウェブデザイナーにとってのよどばしカメラと同じになってしまったのだ。
ミュージシャンのスタジオを覗くとジャージ姿で出前の蕎麦を啜っていたり、、。
テレビで映し出されるのは演出された嘘の画像で、現実とは案外こんなものなのだ。
posted by 新策論 at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする