2006年07月14日

北のフィレンツェ

再び北のフィレンツエ、ドレスデンに話題を戻します。
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これは、ドレスデン城の外壁のマイセン磁器タイルに描かれた歴代王の絵。
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そして、近頃テレビでも紹介されているマイセン磁器で作られた鐘が鳴る時計。

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そして、これがその下に広がるツヴィンガー宮殿で、この宮殿の中にアルテ・マイスター・ギャラリーがあり、各国から集めた絵画が展示されている訳ですが、特に僕がここでお勧めしたいのが、まず、このフェルメール。
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フェルメールは聖書などの一場面を描く物語画から市民社会の日常を描く風俗画に移行した画家として語られておりますが、なにやらこの絵。シチュエーションが怪しいゾ、、、。酒に酔った男が女の胸に手を置き、お金を渡そうとして、さらにその背後に黒い頭巾を被った婆さんが、、、。そう、これ、「取り持ち女」というタイトルで婆さんが男に娼婦を取り持っているシーンを描いた、風俗画というか「フーゾク画」。テーマは現代に置き換えたらさしずめキャバクラみたいな感じでお下劣なんだけど、画面が醸し出すオーラのなんと気品のある事。
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そして、その隣に手紙を読む女があるんですが、、、。
フーゾク画を見たあとでは、このシチュエーションも、密かに窓辺で良からぬメールを読んでいる主婦のよろめきドラマ?なんて勘繰ってしまったりして、、、、。
ま、絵に込められたその辺のメッセージは、下世話なものか、ロマンティックなものなのかは、今だ謎で、これからも色々な説が語られる事でしょう。
posted by 新策論 at 19:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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