2006年05月19日

クラフト・ワークさん

 僕がドイツという国に初めて興味を抱いたのは、今から30年ほど前、クラフト・ワークの「トランス・ヨーロッパ・エクスプレス」というレコードを
手にした時からです。音を聴く以前に、まづジャケに写っている彼等の風貌に惹かれました。当時ポピュラ-ミュージックと言えば「ホテル・カリフォルニア」みたいな時代で、裾の広がったジーンズで髪を振り乱して、ロックしていました。そこに、突如、背広にネクタイ、髪七三分けの大学教授かエンジニアみたいなグループが登場した訳ですから、衝撃的でした。
 そして、音楽といえば「ショウウインドウを突き破って、夜の街にナイト・クラビングしに繰り出すマネキン」の歌だったりして、その、ちょと不気味なメロディーを聴いた時、頭の中では、ポール・デルボーが描くヨーロッパの深夜の街角に、月に照らされたマネキン達が影を引きずりながら歩いていく映像が浮かびまあした。そして、次に「マン・マシーン」というロボットなんかの歌を歌ったアルバムが出て、その後の「コンピューター・ワールド」というアルバムでは「電卓」という日本語の歌まで登場しました。そして、その頃、初の日本公演が開催されたのですが、幕が上がると四人の彼等のマネキンが演奏していて、後から本物のクラフト・ワークが登場して計8人になるという秀逸な演出で、会場を湧かせました。あれから、早四分の一世紀が過ぎ、一時テクノと言えばデトロイトとかロンドンに話題を奪われがちでしたが、ここ数年、御本家のドイツが盛り上がっています。という事で来週は今のベルリンを代表する音楽家、クラフト・ワークチルドレン?の世代のヘンリック・シュワルツさんの記事を掲載します。







posted by 新策論 at 11:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まいどです。

『クラフトワークさん』渋谷ど真ん中の店でも結構な頻度でかけてます。

昔は兄貴の部屋からよく聴こえてきてましたわ。
Posted by ケータ at 2006年05月23日 01:25
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